90cm水槽のリアルミスト式 経過観察 1週間後

20:40:00 Unknown 0 Comments



どうも、ハジメです。
今回は前回から実験している「リアルミスト式」についての経過観察を発表していきたいと思います!
リアルミスト式準備段階はこちらからドウゾ。 準備その1 準備その2

リアルミスト式を継続させていく


今回1週間が経過し、どんな管理をしていたのかをまず記しておきたいと思います。
リアルミスト式において手間のかかるポイントが2つありまして、1つめがミストを発生させる上で水位をあげることなく発生させておきたいので、別容器に水をためておかなければなりません。もう1つがそれによってミストがラップで結露し、滴り落ちます。徐々に上がる水位を減らすため、若干水を抜く必要があるのです。

この2点を抑えなければいけないので、普通のミスト式よりも2日に一度くらいはケアしてあげる必要があります。水草の生長を見がてら水を足したり抜いたりしましょう!

水を別容器に足すのは、霧発生装置が作動しなくなる水位になったタイミングで行い、水槽内の水位を下げるのは約3cmほどの水位になったら水位が約1cmになるように水を抜きました。

霧発生装置の仕様に対策を施す


上記の手間を踏まえた上で、MIST MAKERの周辺を改良しました。
霧を発生させる上でこのMIST MAKERは「水がすごく跳ねます」。範囲はほぼ真上ですが半径10cm以内の円形に高さは最高地点で20cm以内くらい。
これが何を意味するかと言えば簡単なことですね。

水の減りがとてつもなく早い!!

何もカバーをしていないときは、一日に1.5回くらい水を足していました。
霧になっていない水がムダに跳ねて消えていきますから、当たり前のことですね。
使っていた容器の容量は15cm角で水位がMAXで6cm程度から作動しなくなるのが3cm程度でしたから、15×15×3=675mlくらいを1.5回。
つまり一日に1リットルもの水量を霧と跳ねた水で消費していたことになります。

ちょっと効率が悪いなぁと思ってカバーを自作してみました。


(これを自作と言っていいのかどうかは個人の判断にゆだねることにします・・・)

一応、ボトル内の水量だけ減ってしまうことのないように、底を切り取っています。それとボトルの腹部分に1cm角程度の窓を設けました。霧だけがしっかりと外部に出るように加工しています。


コチラの写真だと霧だけがしっかりと外に出ているのがわかります。
もちろんこのあと霧の出口は逆方向に向けています。少しでも水滴が白い容器内に跳ねてくれるようにしてあります。

真上に跳ねた水についてはどうしようもありませんが、大概の水は容器内に落ちてくれることでしょう。

効率的には最高ですね!!!!(雑だけど)

植えた水草の状態変化


はい、本題に入ります。
植えた水草はグロッソスティグマとウォーターローン。最初の雑な植栽の写真からどうぞ。

・1日目




こんなカンジでしたね。
あ、ウォーターローンはわかりづらかったのでグロッソだけ一気にいきます。

・3日目


・5日目


・7日目



だんだんと細い根が伸びてきているのがわかります。
葉も少し上に伸びてきたようです。少し徒長気味かもしれませんな・・・。
買った当初に比べて1枚か2枚くらい黄色く変色した葉も見られました。全部枯れているわけでもないし、白くなってしまっていることもないようなのでとりあえずは一安心。

ちなみにランナーも徐々に伸ばしているようで、他の株はやや広がりを見せ始めました。結構撮りにくいので、わかりやすく見えるように変化したらまた載せます。

今後について


やってみて今のところは問題なさそうです。カビも生えず、温度も霧発生装置の作動熱で割りと保たれているようです。開けると熱帯っぽい感じがします。植物園みたいなじっとりした感じです。

気になるところがあるとすれば、ソイルの山中央部だけが若干乾いていることや、水草がやや縦に伸びていること。
コレは光量不足なのか、はたまた別の理由なのかわかりませぬ。まぁまだ水草の生長具合もまちまちなのでなんとも言えませんな。

これから先、この状態がいい感じに続いていけば、新たに水草を購入して植えていきたいと思います。
候補としてはキューバパールの類がいいなぁとは思っています。


さて、長くなってしまいました。
今回はこの辺で終わろうと思います。

では、また!

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90cm水槽でリアルミスト式の立ち上げに挑戦してみるぞ!#0-2

5:51:00 Unknown 0 Comments



どうもー!前回に引き続き、リアルミスト式について書いていきたいと思います。
前回は流木と石を使って、仮組みをするところまで書きました。
今回はリアルミスト式に必須な(もしかしたらムダな)モノを紹介していきたいと思います!

リアルミスト式に必要不可欠!霧発生装置を紹介するぞ!


今回使用しますはSONIC ”超音波霧発生装置” MIST MAKER
買った理由はパウパウアクアガーデン銀座店に置いてあったからです。



H-116という型番のようです。
アクアリウムやテラリウムなんかで使っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
幻想的な光のミストを楽しむLEDとあります。LEDのライトが点灯するようです。





(ミストマーカーはさすがにないだろ・・・・・)




手のひらサイズでいいカンジ!
光沢あるフォルムながら安っぽい感じも持ち合わせる奇跡。
この取っ手みたいなものが水面を感知しているのかどうかは不明ですが、ある程度水面が近付くとオートで止まる仕様のようです。

実際に水槽内に設置してみよう!


水槽内に水深5cmほど注水して、そこにコイツ!ミストメーカーを置けば完璧だゼ!!!

楽勝ッッッッッッッッ!!!

・・・・とか思っていたのにあんまりでない。作動はするけど明らかに霧の量が少ない。

試しにペットボトルに水道水を入れ、その中に入れると大量に出る。

・・・・・なぜなのか。

難しいことになると、良い方だけを試すのは僕だけではないはず。

水道水との違いはソイル・溶岩石などの汚れというか、不純物の多さなので原因としてはコレなんじゃないかと思ってます。
超音波式のデメリットとして、不純物の多い水だと出ないとかがあるのか?気になるのでリアルミスト式が終わって、お役御免になり次第実験しようと思います。

また脱線!!戻します。



プラスチックの箱の中に水道水を入れてその中にミストメーカーをドボン。
LEDは一定時間で色が切り替わるようです。青で一定とかになればいいのに・・・
回路をいじって一定にする実験もしてみようかしら。


全景はこちら!はい、ドン!


コードの長さは3m程度はあるので配線はしやすいかと思います。
見てくださいよ!この濃厚な霧!!片側だけしか流れないので、実際は高いところから霧を落としていくほうがいいような気もしますが、ソイルの上に箱を置きたくなかったのでこんなカンジに。
右側にはミクロソリウムとウィローモスを実験的に置いています。

今回、植栽していく水草たち


では今回植栽していく水草を紹介します。
有茎草やロゼット型の水草は育たないような気がするので却下しました。
もちろん植えるのは前景草!
初めて育てる水草なのに、リアルミスト式という新たな方式でのチャレンジ!失敗は財布に打撃ィ!



グロッソスティグマとウォーターローンです!
鮮やかな緑のコンビ!陰性レイアウトとかって言ってたのに先を考えない人間!

中身はこんなカンジ。鮮やかー!






ウォーターローンは食害に遭いそうだったのと、引き抜かれるのが怖くて導入できませんでした。
根を張っていく能力こそあまりありませんが、明るい印象と”ありがちな水景”として使えるかな、と思いまして購入です!

グロッソも同じく、よく使われる水草でありながら未だに手を出していなかったので導入。
お店で見たときは結構暗めだから陰性でもイケるかも!?とか思ったけど、実際見てみると綺麗なライトグリーンね、コレ。

この2種類を植栽していきます!

いよいよ、植栽!


さてお待たせしているので一気にいきましょう!はい、ドン。



はい、ドン。



見よ!この雑な植栽を!!

実際、どのくらい乱雑にしてもいいのかわからないので、本気で適当にやりました。
これくらい手を抜けるようなら、注水後にやるよりも断然カンタンに済ませられるというものですね。


この大胆な植栽!こんな状態のグロッソがどれほどの生命力を見せてくれるのか!?
上にある根が光と重力を感じて下に根を張ってくれればいいのですがねぇー

こちらが右端にある雑に植えたグロッソなのでこれを基準にどんな風に成長していくのか、はたまた枯れていくのかを実験していきたいと思います。
ウォーターローンも撮りたいんですが、左側にはあいにく60cm水槽があるので撮れず・・・・。

最後に。


リアルミスト式を実験するにあたって導入した霧発生装置と、実際の植栽、実験対象を決めました。
これで全ての準備が整いました。これから数日置きに経過観察をしていきたいと思います。
最後にリアルミスト式を導入して、植栽した後の全景がコチラ。


もちろん、上部にはラップをして密閉してあります。
一緒に雑に置いてあったミクロソリウムとウィローモスはほぼ放置ですが、何か変化があればお伝えしたいと思いますよー!

では本日はこのへんで。では!


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90cm水槽でリアルミスト式の立ち上げに挑戦してみるぞ!#0

8:33:00 Unknown 0 Comments



ご無沙汰してます、ハジメです。今回は話題のミスト式の新たな考え方と、その準備について。
家の工事だー、なんだー、かんだーって言ってはや3ヶ月。

3ヶ月!!

長い月日をムダに過ごしてしまいました。
今や60cm水槽のほうはストック水槽となっています。
しかもリセット済み。

「どうなっているんだ!!キミは!」

という方のために時系列を考えてみました。

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最後の投稿が2015年の8月18日

ビカクシダを板に付けて育て始める

池袋の鶴仙園に行って多肉植物を購入

--------ブログ休止-----------

練馬区のオザキフラワーパークに行ってエアープランツなどを購入 New!!

家の改築工事がスタート New!!

玄関先の花壇を作成 New!!

60cm水槽がストック水槽化し始める New!!

フィルターが詰まり始めて、水質が悪化し始める New!!

60cm水槽をリセット、完全にストック水槽に New!!

工事終了 New!!

アクアリウムバスに行って水草を大量に購入・アクア熱再燃 New!!

ミスト式水槽の記事を思い出し、立ち上げてみたくなる ←今ここ

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そう、僕は忘れていたのです。アクアリウムの楽しみを!
水槽という限られた空間の中に創りあげる小さな地球。
その中に自分の気に入った姿かたちのものを入れて成長を観察する。
地形や環境は全て自分次第、例えるなら小国の王、はたまた神か。

しかも舞台は水中。

馴染みの薄い水の中の世界。
しかも日本には自生をしていないものを間近で、かつ横から眺めることができる。
それも水質や水温などの環境を整えてしまうだけで。

こんなに楽しい趣味が他にあるだろうか



・・・・(あるかもしれないが、僕はいま、これがとても楽しい。)


ということでやっていきましょう!
まずはミスト式とはなんぞや?というところから始めていきますね!

アクアリウム業界激震!ミスト式立ち上げとは?


ミスト式立ち上げとは世界水草レイアウトコンテストにて上位ランクにいらっしゃるタナカカツキさんのブログである「京都精華大学水槽学部の水草ブログ」にて提唱された新しい立ち上げ方法です。(たぶん。一番最初が誰かは知らないです。もし何か間違っていれば追記しますのでコメント欄にお願いします。)
その時の回はこちら「ミスト式時代到来 その1」 
詳しく、かつ綺麗な写真とともに書いてありますので是非、僕のブログをブックマークする前にタナカカツキさんのブログをブックマークしてください。
そしてブックマークしたらタナカカツキさんの下に僕のブックマークを置いてください。お願いします。頼む。

ミスト式立ち上げに必要なもの


ソイル・水草・水、そして水槽を密封できるもの(ガラス板・ラップなど)
それだけ!なんとそれだけ!!
詳しくは本家を見ていただければわかると思うので省略します。
メリットデメリットについてもありますが割愛。要は早く僕のやることを話したい!ってこと!
さて、本題に行こうかしら!

で、「リアルミスト式」って?


はい!きました!!言いたかったことこれね。
本来、密閉してほっとくだけで出来ちゃいますよーってのがミスト式。簡単だし、ソイルの崩れもない。電気代も節約できちゃいまんねん!みたいな。

でもね。聞いて?

もともとアクアリウムやる人っていろいろ調べたり、調査したり、実験したりとか好きじゃない?

phとかGHとか三角構図とか黄金比とか発酵式とか嫌気バクテリアとか!

当てはまる人たくさんいると思うのよ。

だから、「ミスト」ってどんな効果があるのか気になってきちゃうわけ。

そもそもmistって日本語にすれば霧なわけ。

で霧について調べると、アクアリウムとかビバリウムで使ってる人にたどり着くわけ。

ミスト式の中に霧を封じ込めたら更になんかいい感じにならないかな?

ってなるじゃん!!!!!



はい、というわけで「リアルミスト式」とは以下のようになります。

タナカカツキさんの提唱した、水槽を湿度の高い状態にして密閉する「ミスト式立ち上げ」に人口霧発生装置を使ってさらに加湿する方法。(一応独自の案なのですが、他にやっている方がいたら申し訳ない。)
まだこの方式は実験段階なので決して良いと断言できるものではありません!ご注意を。

まずは仮組みから


もちろん今回使用するのは90cm規格水槽。やっとのお目見えです!
いろいろと試行錯誤の末にたどり着いたレイアウトがこちら

はい、ドン


よくある凹型レイアウトですね、空いているところにはADAラプラタサンドを敷くつもりです。

今回のイメージは"ゼルダの伝説 風のタクト"に登場する森の島。
アクアリウム好きなキッズ達ならわかると思うけど、もちろん僕も自然が大好きで、それをタップリと盛り込まれているこのゲームはおすすめのゲームです。
船を使って島々をめぐって冒険をしていきますが、そのひとつの島である「森の島」はゼルダの伝説シリーズでの金字塔を建てた、"ゼルダの伝説 時のオカリナ"に登場する「デクの樹」が登場する場所でなんともネイチャーな雰囲気をかもし出しています。



これが風のタクト版デクの樹さま。
今はHD版がありますのでwiiをお持ちの方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか?

・・・・話がそれましたね。
仮組みを終えましたが、素材が足りず、溶岩石プラス綿のコンビネーションでソイルをどうにか漏れないようにします。 




溶岩石と綿のミルフィーユ。金がないレイアウターは辛いすなぁ・・・。



左右のソイルを盛って、ソイルの漏れがないか恐る恐る入れていきました。
コレ、注水した後が怖いなぁ・・・公園で適当な石を拾ってきたほうが良かったかも。思いっきり洗うけど!ゴッシゴシ洗うけど!都心の公園の素材の怖さは知らんけど!!


横から見るとこんな感じ。もう少し盛ってもいいかなぁとか思ったけど、どうせ流木で隠れちゃうしほぼ後景になるんで控えめに。ソイルがかなり余っているのと、割と陰性レイアウトの色を強くしたいのもあって、長期維持を考えた軽石無しパターン。
吉と出るか凶と出るか・・・・・!



はい、長くなってしまったので今回はここまで!
次回は霧発生装置の紹介と植栽について書いていきたいと思います。
前景はあまり多くしたくないのですが、実験のためにやや多めに植栽していきます。
このシリーズは年明けまで経過観察をしていきますので乞うご期待!!

(もちろん更新は早めにするつもりなのでご安心を!・・・1週間以内には!!)

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!では!

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